2024年から一般NISA口座が新制度になります。
よって、ジュニアNISA口座は廃止に…。
オーマイガー!
めんどくさいことになったぞ。
そんなにつぎ込んでるわけではないけど、
ジュニアNISA口座をちょっとかじっている身として
ここはどうすべきか…!
目次
- ジュニアNISAなぜ廃止?
- ジュニアNISAは2024年以降どういう扱いになるのか
- 今開設してるジュニアNISA口座! 2024年以降どうしたらいい?
- ジュニアNISA以外で教育費を積み立てる方法はどのようなものがあるのか
- ジュニアNISAの資産を2024年以降どのように扱うか~我が家の場合~
1.ジュニアNISAなぜ廃止?
そもそもジュニアNISAが2023年末で廃止される理由としては、
利用者が想定以上に少なかったからです。
2024年以降、ジュニアNISAは消え、一般NISAとつみたてNISAのみとなります。
そのため、ジュニアNISAを利用するためには2023年末までに運用を開始しなければなりません。
(ほとんどの証券会社が2023年9月末で申し込みを終了しています。
2023年12月までは買い付けOK、80万円の枠を一気に使うこともOK)
なぜ利用者が少なかったのか、、私なりに考えてみました。
ジュニアNISA口座開設の際には、住民票を取り寄せたり、
子ども専用の普通預金を開設したりしなければなりません。
準備や仕組み自体がめんどくさいし、非課税保有期間も5年しかない、
まあ、とにかく面倒!
だから利用者が増えなかったと思います。
口座開設のための手続きがとにかく大変で時間もかかり、
実際口座が完成したときはもう疲れ切ってました笑。
そこから銘柄を選ぶのがまた大変で・・・数年放置プレイ
2017年にジュニアNISA口座は完成していたけど、実際運用をはじめたのが2021年!!!
やっと始めたのに、廃止ですって!!!⇒放置してたやつが言うな!
2.ジュニアNISAは2024年以降どういう扱いになるのか
2024年以降は、年齢や事由に関わらず、
ジュニアNISA口座で保有している商品の払い出しや預り金の出金が
いつでも非課税で行えるようになります。
この場合、一部のみを払い出すことはでません。
ジュニアNISAで保有する全ての預りを払い出した上で、ジュニアNISA口座を廃止とします。
2023年までは、ジュニアNISAは18歳になるまで払い出し不可です。
↓
非課税期間は5年間なのに、18歳になるまで払い出し不可っていったいどういうこと??
仕組みがややこしすぎて、そりゃジュニアNISAの利用者増えませんわ。
まとめると、
18歳以上の場合、
払い出しをせず、保有期間5年を過ぎたら、課税口座(特定・一般)に移管されます(18歳以上)
引用元:楽天証券
18歳未満であれば、
2024年以降の各年において非課税期間(5年間)の終了した金融商品を
※継続管理勘定に移管(ロールオーバー)することができます。
※継続管理勘定とは
ジュニアNISA口座で保有する金融商品について、2023年末以降に非課税保有期間が終了する場合に、
口座開設者本人が18歳になるまで金融商品を保有するための非課税の勘定のことです。
この勘定では新規の投資を行うことができません。
引用元:金融庁
3.今開設してるジュニアNISA口座! 2024年以降どうしたいい?
上記をふまえて、
2024年以降は
18歳以上であれば
利益が出ているときにさっさと払い出しをし(ジュニアNISA口座を廃止)、つみたてNISAを開始。
18歳未満であれば
18歳になるまでの間に、時々損益をチェック⇒利益が出たらさっさと払い出しをする。
18歳になったらつみたてNISAを開始する。
18歳まで待てないなら、課税口座(特定・一般)に移管する⇒おすすめしない、課税されるから意味なし
まとめ
利益が出たらさっさと払い出しをしジュニアNISA口座は廃止にする、のがよい
4.ジュニアNISA以外で教育費を積み立てる方法は どのようなものがあるのか
ジュニアNISAで教育資金を作っていたのにーーーという方、
ジュニアNISAで教育費を積み立てていた方は、
新たな教育費の目標設定や変更をする必要があります
1. 代替手段の検討
他の資産運用を検討するのも一つの方法です。
これには一般的な投資口座や教育費のための保険商品などが含まれます。
郵便局の学資保険などの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
2. 節税戦略の見直し
ジュニアNISAは節税の利点があったため、その廃止により新たな節税戦略がほしいところです。
じつは、公的な教育費助成金や控除などの制度を活用する方法があります。
それが、教育資金贈与信託という制度。
これは、
祖父母など(贈与者)が、孫など(受贈者)の教育資金に充てるための資金を、
信託銀行などに設けた特別な口座(教育資金管理口座)に信託して、
受贈者(孫など)が教育費に充てるために払出しを受けられるようにするものです。
条件を満たせば、最大1,500万円まで贈与税が非課税になります。
引用元:マネープラザオンライン
ジュニアNISAの廃止により新たな課題が浮上しますが、
計画的なアプローチと賢明な資産運用戦略を採用することで、
子供の教育費を増やし続けることが可能です。
情報を収集し、アドバイスを受けながら、新たな教育費増額計画を成功させましょう。
5.ジュニアNISAの資産を2024年以降どうするか ~我が家の場合~
我が家には10代の子どもが二人います。
2017年に子ども二人分のジュニアNISA口座を開設。
開設しただけで満足した私は、しばらく(数年!?)放置…汗
結局
子1⇒ジュニアNISA口座を利用せず!!!(キャー!、なんておバカ)
子2⇒2021年からぼちぼちジュニアNISA口座でつみたてはじめる、
2023年現在、約20万円の枠を利用(少なっ)
↓↓しかも、損が出ているーーーー↓↓
未成年口座名義人が18歳である1月1日を迎えた時点で自動的に成人NISA口座が開設されるので
子1はそちらで心機一転(?)つみたてを開始することに!
子2は現在ジュニアNISAで損が出ているので、利益が出るまで待機
利益が出たら払い出しをし、ジュニアNISA口座を廃止。
18歳から成人NISA口座でつみたてを開始します!
時々ジュニアNISA口座を覗いて、損益を確かめましょう!
利益が出ていればすかさず払い出し、これにつきます。
ご参考になれば幸いです